スキップしてコンテンツに移動する

【 エピソード 】C.TRIAに込めた想い。サーキュラーフードで未来をつくろう!

フードロスからコオロギを育て、新たなタンパク質を生み出す循環型食品“サーキュラーフード”に特化したブランドとして誕生したC.TRIA。立ち上げにあたって込めた想いをご紹介します。


循環型のフードサイクルを実現する「サーキュラーフード」


2019年に国連より発表された報告書によると、世界の人口は今後30年で約20億人もの増加が見込まれ、急激な人口増に伴う食料問題。特に、1億トン以上も不足する動物性タンパク質への対応が大きな課題になるといわれています。その影で、日本を含め多くの国々では年間13億トンにもなるフードロスが発生しており、その量は全世界で生産される食品の約3分の1に相当します。


食糧不足と、大量廃棄。この相反する問題の解決口となる、フードロスをアップサイクルすることで生み出された循環型食品を、僕たちは親しみを込めて “サーキュラーフード”と名付けました。C. TRIA(シートリア)は、そのサーキュラーフードの一つである「食用コオロギ」を生かした新発想の商品で、あなたとコオロギ、そしてみんなとコオロギの関係を変えていくブランドです。

gryllusonline_ctria_voice_whycricket?

もっと広く、もっと近くで。声を聞くために生まれたブランド。


株式会社グリラスは、「食用コオロギ」を生産する原材料メーカーとして、多くの事業パートナーと手を組み’’サーキュラーフード’’を世に広めるべく活動を続けてきました。なぜ、今このタイミングで自社ブランドを立ち上げるのか。それは同じく、私たちが原材料メーカーであるという点に答えがあります。


無印良品のコオロギせんべいや、ANTCICADAさんのコオロギラーメン。グリラスのコオロギパウダーを使用した商品を多くの方に手に取っていただいているのですが、実際にどのような方が買ってくれたのかを僕たちは知りません。コオロギが新しい食品・食材だからこそ、サーキュラーフードを一番知る僕たちがリスクを負ってでも商品開発をして、最終のお客様に直接届けることが、新たな食文化を根付かせていくために必要だと考えました。


お客様からの率直な意見は、’’サーキュラーフード’’の普及も、原材料メーカーとしての関わり方をする商品開発も、どちらも大きく加速させる鍵だと考えます。C.TRIAは、「もっとお客様の声を知りたい」という開発担当者の一心で生まれました。


gryllusonline_ctria_voice_labo

「Circulated Cultured Cricket」≡ G(Gryllus)


Cは「Circulated Cultured Cricket(循環型に養殖されたコオロギ)」の頭文字、トリアは3という数字を意味します。この3つのCをブランドロゴで表しました。「≡」の部分は数学の証明などに使う合同記号で、その後ろにグリラスの「G」が隠れていると想像してください。「サーキュラーフードといえばグリラスだよね。」そんな未来をつくりたいという想いをブランド名とロゴに込めました。

ctria_logo_y

これからのこと


私たちが目指したいのは、’’体温のあるブランド’’です。まだ未成熟な業界で、正解も決まっていないからこそ、道しるべとなるのは手に取ってくれたみなさまの声。自社ブランドという利点を生かし、どんな意見もぐんぐん吸収して、製品のアップデートを重ねていく所存です。


「こんな時代って来たんだね」「コオロギって意外と美味しいんだね」

「でも、なんでそもそもコオロギ食べなきゃいけないんだろう」

僕らのつくるサーキュラーフードが、色々な社会課題的な意識を持つきっかけになることもひそかに狙っています。


C.TRIAというブランドを通じて、コオロギが日本の当たり前の文化として根付く未来を

共に歩んでいけたら嬉しいです。

ctria_brandpage

〈C.TRIA 第一弾となる新商品〉https://gryllus-online.jp/pages/ctria